レーシックの視力回復の可能性と疑問点について

レーシックは、新たな視力回復方法として注目されている手術です。しかし目の手術ということで不安はつきません。実際、危険ではないのでしょうか?レーシック手術は、日本では厚生労働省によって許可されています。米国では年間に100万件以上実施されており、世界的に確立した医療技術といえるでしょう。

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手術は両眼で約10分です。検査なども含めて3時間程度です。術後は、しばらく視力が安定しないことからご本人の車の運転は控えるべきですが、帰宅することは可能です。入院は必要ありません。実際、どれほどの視力回復が望めるかは、事前の検査で確認しておくべきでしょう。きわめて強度の近視、乱視、および老眼が重なった方の場合は特にそうです。またお子さんの場合や妊娠中の方、および全身疾患をお持ちのかたは手術を行うことはできません。医院によっては、レーシック手術を受けた方の98パーセント以上が視力1.0以上に回復しており、残りの2パーセントの方も0.7以上になり、コンタクトンズやめがねの煩わしさから解放された、とうたっているところもあります。ただし、ごくまれとはいえ、再近視化といって、視力がまた悪化してしまう方がいることも確かですし、実際、野球の選手でこの手術を受け、失明の危険に陥った人もいつことは事実ですから、決して安易に考えるべきではないでしょう。再近視化した場合に保障はあるのかどうかを事前に確認しておくべきです。

リスクと利点を考えて視力回復方法を選択することが大切です。

近年、視力回復の治療は目ざましい進歩をとげています。 現在の眼科医療では視力はどれほど回復し目の病気はどこまで治せるのでしょうか。 コンタクトレンズ、手術、レーザー治療、人口水晶体、角膜移植、薬物治療など、選択肢が広がりつつあります。 しかし、まだ歴史が浅い分、安全な術法が確立していないものもあります。 安全で、確実に治療、改善するためには、どのようなことに留意する必要があるのでしょうか?たとえば、最近、視力回復の有効な方法として、レーシック手術が注目されています。 しかしレーシックの安全性、有効性をうたう眼科医院でさえ、手術に関する承諾書で以下のような注意点をあげています 「術前に近視が強い人の場合特に、暗いところや夜間に見え方が良くないことがある・また夜間に、明るい光の周辺に輪状のもやがつく(ハロー)、夜間の照明が眩しい(グレア)、放射状に光が見える(スターバスト)ことが、ある。 」さらに、「感染等によって重度の視力低下をまねく恐れがある」とさえ述べています。 そして「レーザー手術が人間の目の治療に応用されるようになって、約20年経つもの、すべての合併症を把握することは不可能であり、承諾書に書かれた問題や合併症以外のことが起こりうることをご了承ください」と述べています。 めがねやコンタクトレンズなしの生活がどれほど快適であるかは、日ごろ、特に運動時などに不自由を感じていらっしゃる方なら痛感していらっしゃることでしょう。 しかし、まだこのような「不確実な段階」であることを考え、その利点とリスクを考えて、納得のいく視力回復方法を選択することが大切です。

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